カラコン装着ガイド

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カラコン装着にぴったりの「目元マッサージ」解説

カラコンを装用している中で目が疲れやすい、しょぼしょぼすると感じているかたは多いでしょう。 日本国内で流通しているカラコンは国が定めた基準をクリアした安全なものですが、瞳の中に入れて使用する以上、少なからず負担がかかってしまいます。

不快な症状が表れた時点で装用を中断し、瞳を休ませることが大切です。 リラックスさせる方法はいろいろありますが、簡単にできるものの1つが目元マッサージになります。

目の周りにはさまざまなツボがあり、指で数秒間押すだけでも心地よさを感じますので、気になった時に実行するのがおすすめです。 ただし、マッサージを行う際には必ずカラコンを外しておくようにしてください。 まず目頭ですが、目が疲れた時に自然に手を持っていき押さえるかたも多い部位です。

鼻の付け根と目の間には睛明というツボがあり、刺激することで目のかすみや充血を軽減する効果が期待されます。 デスクワークなど、長時間細かいものを観る習慣があるかたは、ここをマッサージしてみてください。 また、目尻1本分ほど外側にある瞳子りょうというツボを押さえてみましょう。

眼精疲労や頭痛、眼痛を和らげる効果があるとされているので、カラコンを使用していて痛みを感じた場合に揉んでみてください。 なお、マッサージを行うことはもちろん、瞳のリラックスには目元を温めるのも効果的です。 蒸しタオルなどを使い、5分ほど目に載せて横になるだけでもかなりスッキリします。

目元のマッサージは緊張した筋肉を柔らかくして血行を促進し、辛い症状を軽くする効果が期待できる方法です。 瞳が不調のままだと頭痛や肩こり、首こりといった悪影響を及ぼすことがあるので、酷くなる前にセルフケアで対策していきましょう。 ただし、やりすぎは厳禁ですし、マッサージでは解消できない病気が隠れている場合もあります。 いつまでも症状が軽くならないようであれば、早めに眼科に診てもらうように心がけてください。